ブーリン家の姉妹

ブーリン家の姉妹を観てきました。  16世紀のイングランドが舞台。カリスマ的統治者ヘンリー8世の愛人の一人だったメアリーと、王妃の座についたものの儚くしてこの世を去ったアンの二人の姉妹の物語。アンはのちのエリザベス一世を生んだ悲劇の王妃として有名ですが、原作者のフィリパ・グレゴリーは、あまり知られていないけれど、最初に王の寵愛を受けたほうのメアリーに焦点をあててこの作品を描いたそうです。以前から興味があって、原作を読もうかオーディオブックを聴こうか迷っていた作品です。
長編小説を2時間に収めてしまうので仕方ないですが、原作を読んでいなくても映画が駆け足すぎるのがよ〜くわかりました。 あまりに展開が速すぎてストーリーに入り込めなかったです。映像は美しかったですけどね。物足りない感を解消するためにオーディオブックを聴くことにします(これもまた短縮版ですが、原作は長すぎて今は読む気力がわきません)。

追記:映画の公開に合わせて、邦訳版が出ていたのですね。知らなかった・・・もうaudibleでダウンロード済ませたし、読むタイミング逃しちゃった感じです。

ブーリン家の姉妹 1  下 (集英社文庫)

ブーリン家の姉妹 1 下 (集英社文庫)

ブーリン家の姉妹 1  上 (集英社文庫)

ブーリン家の姉妹 1 上 (集英社文庫)