9月の読書
9月は前半特に忙しかったので、一気に読めるYA本を中心に読みました。一作ずつの感想は書けなかった(というかサボった)ので、まとめて星の数だけメモします。
まずは、以前から気になっていたAliceシリーズです。読みだしたら面白くて止まらなくなってしまいました(月をまたいで今現在も読書中)
多少の+−はありますが、全部まとめて★★★★★あげちゃいます。
このシリーズ、最初の3,4冊はかなり前に翻訳されたようで、その時に載っていた灰谷健次郎さんのコメントをみつけたので引用させてもらいます。
「素敵な女性」になるための秘訣がギッシリつまっている本です。
――少女アリスは魅惑的だ。繊細で、そのくせ、とんまなこともやらかす。ミーハー的なところもあるのに、人や自分を見る目は鋭い。あるときは小悪魔だったり、あるときは道化師だったりする。思春期の、あるいは思春期前の少女なら、誰でもうなずいたり、くすんと笑ったり、いっしょに、ちょっぴり落ちこんだりするキャラクターが、じつに痛快で、楽しい。――解説・灰谷健次郎
The Agony of Alice by Phyllis Reynolds Naylor
アリスは12歳で、楽器店の店長をしているパパと、大学生の兄・レスターの3人家族の紅一点。年ごろのアリスの興味は、唇につけるリップ・グロスや下着の選びかた、BF(ボーイフレンド)とのデート方法だ。そして、なによりも必要なのは、それらのことを教えてくれる“ママ”の代わりになる女性だ。そんなアリスの前に、タイプの違うふたりの女性教師が現れて……。
Alice in Rapture, Sort Of
Reluctantly Alice
All but Alice
お年ごろの女の子なら、「ピアス」をしてみたい、という欲求にかられます。日々、成長していく「自分の体」と「生殖の仕組み」について、とまどいを覚えます。アリスも大人になっていく過程で、だれしもが経験する「性」への好奇心と困惑の中でゆれ動いています。現代版の「赤毛のアン」ともいうべき、大好評の「アリス・シリーズ」の第4弾。
Alice in April
Alice In-Between
Alice the Brave
Alice in Lace
Outrageously Alice
Alice On The Outside
The Grooming of Alice
Alice Alone
Simply Alice
Patiently Alice
Including Alice
当初、一番新しいAladdinのPBバージョンでそろえようと思っていたのですが、まだ9巻目までしか出版されていません。どうしても続きを読みたくてカバーデザインが違ってもいいやっ!と、#10以降は後から注文しました。そのため、9作目と10作目の間が2週間ほど空いてしまいましたが、その間に読んだのが下記の本です。(すっかりヤングアダルト・モードに入ってしまったので、気分転換用に本棚に並べてあったYA作品をほとんど読んでしまいましたよ ↓↓)
First Kisses 2: The Boyfriend Trick by Stephie Davis ★★★★
Love at First Click (First Kisses) by Elizabeth Chandler★★★★
Thrill Ride by Rachel Hawthorne ★★★★★
First Kisses 3: Puppy Love by Jenny Collins ★★★
次にヤングアダルト向けのヒストリカル・ロマンスを手にとってみましたが、前半で挫折しました。読みやすいのか読みずらいのか分からない文章で、ダイアログが退屈でした ↓↓。
A Countess below stairs