A Hint Of Wicked
A Hint of Wicked (James Family)
- 作者: Jennifer Haymore
- 出版社/メーカー: Grand Central Publishing
- 発売日: 2009/05/26
- メディア: マスマーケット
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ヒストリカル>リージェンシー 7.8/10
再婚して幸せな生活を送っていたSophieの前に、8年前にワーテルローで戦死したはずの夫が突然現れる。愛する二人の男性の間で揺れる女心…果たして「ソフィーの選択」は? 三角関係の壁紙ヒストリカル・ロマンス。
amazon.com レビュー ★★★★(23)
5 star: (9)
4 star: (8)
3 star: (3)
2 star: (1)
1 star: (2)
感想は簡単に箇条書きで。
・先の展開を知りたいと思わせるストーリー性のある作品だと思う。
・心理描写や人物造形に物足りなさを感じた。
・完全に時代を無視したエンディングで、あり得ないー!と思った。
(補足すると、Sophieは公爵夫人です。最初の夫が公爵で再婚相手も彼の従弟で跡取りでもあったので、ずっと公爵夫人です。だからどちらを愛しているかという以前に解決しなければならない問題がいくつかありました。それ故に「うそ、こんな終わり方あり?」と思いました)
・個人的にはヒロインの選択を支持しない。
・「選ばれなかった夫」の方は次回作のヒーローらしい(A Touch of Scandal)。 この作品に不満は残るものの、ある問題(と事件)が未解決のままだし、彼の幸せを心から願っているので、きっと手に取ると思う。