Spooks Series7

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現在BBCで放送中のSpooks7。Richard Armitage(リチャード・アーミティッジ/リチャード・アーミテージ) が出演しているので、毎週楽しみに見ているイギリスのスパイドラマです。エピソード7まで進み、シリーズ7も佳境に入りました。
難解な内容で、展開も早くて字幕なしではかなり辛い。ほとんどguessで観ています。
Matthew Macfadyen(MM)が出演していたころのシリーズ前半は観ていたのですが、あの頃はMMの主役色が濃かったです。今はSectionD全体が主役のようです。それに以前はスパイ活動以外の私生活の部分にもっと焦点が当てられていました。フィジカルな部分で意外と弱かったりしてちょっと頼りない感じだったし、今よりもdomesticな内容だったような気がします(今と比べると生ぬるいとも言えるかも・・・)。
その後のシリーズ(〜6)は未見なのですが(DVD in stock)、シリーズ7を見始めたときには、MI-5なのかMI-6なのか分からないくらい国際情勢とイギリス国内情勢が密接に関係しているplotに変わっていました(アルカイダとロシアがらみが多いのでかなり複雑で危険な状況が多い)。最初のほうのシリーズでは黒幕を押さえて解決できる場合も多かったように思うのですが、今はあまりにも背景の組織が大きくて、根本的解決は無理。 「テロを根絶することは不可能。私たちの仕事はその都度の被害を最小限に食い止めること」とボスのHarryが言っていましたが、「テロ根絶」をスローガンにしていた誰かと違って、とても現実的な発言だと思いました。 
エピソード5、6あたりは、やっぱりMI-5だったのね…と思いましたが、レギュラー陣に対してもゲスト陣に対しても相変わらず容赦のない展開が続いています。 MMの時代もみな私生活を犠牲にしていたけど、ここまで酷じゃなかったよなぁ。それでも毎回ハラハラドキドキで目が離せません。

本当はラブストーリーが絡んだコスチュームドラマが好みなのだけど、RAを観られる(ともちろん声を聴く)だけでかなり満足な私。でもまたNorth&Southのようなラブストーリーも演じて欲しいですね。愛しい相手を見るときの目の表情がなんとも素敵なRAですから。