Priceless Love by Laurie Lykken
PRICELESS LOVE #144 (Sweet Dreams)
- 作者: Laurie Lykken
- 出版社/メーカー: Bantam Books for Young Readers
- 発売日: 1988/05/01
- メディア: マスマーケット
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Young Adult向けののロマンスシリーズ。80年代後半〜90年代くらいに出版されていたシリーズでしょうか・・・大昔にNZの本屋さんで購入した本が実家に眠っていたので持ち帰って読みました。
16歳のKarenはハイスクールの演劇部に所属して頑張っています。フットボールチームの花形選手Rickというボーイフレンドがいます。 ある日、演劇部は資金集めにオークションを催すことになりました。皆、自分たちの時間や労働をオークションにかけるのです。Karenはもともとこのアイディアに反対でしたが、RickがKarenのBaby-sittingの時間を買ってくれる(それでデートすればいいじゃんというアイディア)と約束してくれたので、笑顔でステージに立ちます。なのに見知らぬ男子生徒と競り合いの末、Rickは諦めてしまいます。約束だったのに!と傷つき憤慨するKaren。でもRickに競り勝ったBradを一目見たときから何か惹かれるものを感じます・・・
Rickはルックス最高で、一緒にいるだけで周りの女の子から羨望の眼差しで見られるタイプ。でもとっても自己中心的で、何事に関してもKarenの意見を聞かずに自分で決めてしまいます。オークションのあとKarenに咎められて、逆切れして他の女の子のタイピング時間を買ったことで二人の関係はますますこじれてしまいます。対するBradはとっても大人。一年前に父親を病で亡くしたため、アルバイトしながら母親をサポートしています。Karenに対してもとても紳士的で思いやりがある素敵な少年。高校生といえどもとってもタイプなヒーローでした☆ティーンエイジャー向けといえども、馬鹿にできませんよ!胸キュンもあり、とっても楽しめました。